谷山軍曹 「何故、逃げ出した?」 譲 「え?別に僕は・・・」 谷山軍曹 「貴様も学徒あがりか?学生さんは困るんだよ、死ぬ覚悟がいつまでも出来なくて。」 谷山中尉 「兄さん!それは僕の事ですか!! あの時は仕方なかったんだ。あんな機の状態では途中で墜落するのが目に見えていた。それでも死ねと言うんですか!そんなの無駄死にだ!日本を守りたいと思う気持ちは兄さんと変わらない!! 」 谷山軍曹 「貴様と一緒にするな!! 自分の命も懸けられん人間が、でかい口を叩くな!!!」 谷山中尉 「いつだって捨てられる!この命、日本国の為に・・・。」
谷山軍曹 「捨てる?俺達は命を捨てに行くのではない!この命を次の時代に繋ぐ為に行くんだ!!」 市川「やめんか!! 貴様らなにをやっている! 日本を守る為?家族を守る為?死の意義付け?その事を考える前に今、自分が何をすべきか、自分の運命に従え!!」 「それとこいつは溝口譲。戦闘中に頭を打って記憶が錯乱しているらしい。未来から来たと言っているそうだ。変わった奴だがお前らと一緒に飛ぶ仲間だよろしくな。以上。」
谷山中尉「あと3日後・・・・・」 谷山軍曹「ふざけるな!! 日本が負ける?」 譲 「ええ、負けます。これは変わらない事実だ! アンタだってわかってるはずだ!!」 谷山軍曹「黙れ!!!!」 譲 「いいえ黙りません。僕はずっと不思議だった。もう確実に負けると分かっていて、何故戦い続けるのか、死にに行くのか。でも分かりました。アンタみたいな人がこの戦争を長引かせたんだ!!!」 谷山軍曹「なにぃ??!!」
谷山「・・・・・」 キク「お手紙拝見しました。」 谷山「・・・・・」 キク「勝手じゃないですか。突然別れるだなんて。約束しましたよね。私達は未来永劫、一緒にいようって。例えあなたが今、お国の為に散ったとして、やがて私があの世に行ったなら、晴れて一緒に暮らそうと・・・何故黙ってるの?もうあの頃の優しい言葉さえかけてくれないの?」 谷山「・・・・・」
兵士達に連れられ兵舎に入れられる譲。
そこには谷山軍曹、藤本軍曹、矢上軍曹、新井伍長、
加藤伍長、泉川伍長、谷山中尉の姿が。
谷山軍曹 「何故、逃げ出した?」
譲 「え?別に僕は・・・」
谷山軍曹 「貴様も学徒あがりか?学生さんは困るんだよ、死ぬ覚悟がいつまでも出来なくて。」
谷山中尉 「兄さん!それは僕の事ですか!! あの時は仕方なかったんだ。あんな機の状態では途中で墜落するのが目に見えていた。それでも死ねと言うんですか!そんなの無駄死にだ!日本を守りたいと思う気持ちは兄さんと変わらない!! 」
谷山軍曹 「貴様と一緒にするな!! 自分の命も懸けられん人間が、でかい口を叩くな!!!」
谷山中尉 「いつだって捨てられる!この命、日本国の為に・・・。」
谷山軍曹 「捨てる?俺達は命を捨てに行くのではない!この命を次の時代に繋ぐ為に行くんだ!!」
市川「やめんか!! 貴様らなにをやっている! 日本を守る為?家族を守る為?死の意義付け?その事を考える前に今、自分が何をすべきか、自分の運命に従え!!」
「それとこいつは溝口譲。戦闘中に頭を打って記憶が錯乱しているらしい。未来から来たと言っているそうだ。変わった奴だがお前らと一緒に飛ぶ仲間だよろしくな。以上。」
譲 「まぁ。昭和は終わっていて、平成19年から。西暦で言うと2007年。」
学 「今から約60年後・・・」
泉川「信じちゃいないけど面白そうじゃないか。」
谷山中尉「譲、戦争はどうなっている!? 60年後の日本は?」
譲 「この戦争・・日本の負けです。アメリカに無条件降伏しました。」
学 「・・・!? それはいつの事だい?」
譲 「8月15日。何年かは忘れちゃったけど、広島に原爆が落ちた年です。」
学 「そういえば、先日広島に一発の爆弾で数万人が死んだって。本当だったのか!という事は今年・・」
谷山中尉「あと3日後・・・・・」
谷山軍曹「ふざけるな!! 日本が負ける?」
譲 「ええ、負けます。これは変わらない事実だ! アンタだってわかってるはずだ!!」
谷山軍曹「黙れ!!!!」
譲 「いいえ黙りません。僕はずっと不思議だった。もう確実に負けると分かっていて、何故戦い続けるのか、死にに行くのか。でも分かりました。アンタみたいな人がこの戦争を長引かせたんだ!!!」
谷山軍曹「なにぃ??!!」
谷山「はっ。」
谷山「・・・・・」
キク「お手紙拝見しました。」
谷山「・・・・・」
キク「勝手じゃないですか。突然別れるだなんて。約束しましたよね。私達は未来永劫、一緒にいようって。例えあなたが今、お国の為に散ったとして、やがて私があの世に行ったなら、晴れて一緒に暮らそうと・・・何故黙ってるの?もうあの頃の優しい言葉さえかけてくれないの?」
谷山「・・・・・」
谷山「バカを言うな!俺の気持ちがわからんのか!!!」
キク「分かりません!全然分かりません!!・・・分かりたくない・・・」
谷山「すまん。俺の事は忘れてくれ。」